
スタッフ紹介

杉山 康司(すぎやま・こうじ)
教育本部長普及部主任検定員
静岡大学教育学部教授、博士(スポーツ健康科学)、順天堂大学スポーツ健康科学部大学院客員教授、日本ウォーキング学会会員、国際ブローライフル協会理事
ノルディックウォーキングが世に出る前、実際には「walking with pole」という呼び方で研究され始めた1990年代から健康的なスポーツとして取り入れるべきと考え、日本で初めて研究に着手しました。
その後、国際的にもノルディックウォーキングの名が定着して現在に至るまでノルディックウォーキング新たな歩き方、用具の開発、対象者に応じた指導の体系について研究し、実践しています。
近年は『シニアのための転ばぬ先の一歩』(ナップ、2012年刊)というサブタイトルのもと「ノルディックエクササイズとノルディックウォーキング」を共同執筆しました。現在は呼吸をベースにしたニュースポーツ(ブローライフル)との複合的な運動効果についても普及を進めています。
祝原 豊(いわいはら・ゆたか)
教育本部長普及部主任検定員
静岡大学学術院教育学領域准教授、教育学修士、日本ウォーキング学会 諮問委員・学会事務局、国際ブローライフル協会理事 静岡県ブローライフル協会会長、国民体育大会成年女子チームコーチ(バスケットボール)、日本レクリエーション協会レクリエーション・インストラクター、全日本スキー連盟基礎スキー技能検定1級
もう25年前となりますが、大学時代にノルディックウォーキングに出会いました。その頃から自身の研修や実践の機会をいただきながら、大学ではノルディックウォーキングの生理的な効果について研究を重ねています。現在は、健康や余暇運動をめぐる理論的・実践的な検討をしており、各地域での発信をする機会を通して、ノルディックウォーキングの楽しさと素晴らしさを伝えることができれば考えています。
辻川 比呂斗(つじかわ・ひろと)
教育本部長普及部主任検定員
順天堂大学保健看護学部准教授、学位 博士(医学)(順天堂大学), 修士(スポーツ健康科学)(順天堂大学)、日本ウォーキング学会 諮問委員(学会事務局)、全日本学生スキー連盟 アルペン専門委員、国際ブローライフル協会理事、三島市 スポーツ推進審議会委員、全日本スキー連盟 公認 B級検定員 取得
もともとアルペンスキーヤーとして大学まで選手生活を送っていた際に、何気ないコンディショントレーニングの際にノルディックウォーキングのようにストックを用いてクーリングダウンをしていました。
そこから医学部の生理学研究室に入り、すっかりとスポーツの現場から遠くにいましたが、静岡県三島市で新たな生活が始まると共に、研究分野の一つとしてノルディックウォーキングに取り組むようになりました。
直立四足歩行のノルディックウォーキング、実践と研究を織り交ぜて推進していきたいと思います。
谷津 祥一(やつ・しょういち)
教育本部長普及部主任検定員
順天堂大学保健看護学部非常勤講師、日本ウォーキング学会会員、国際ブローライフル協会理事、全日本スキー連盟 公認 B級検定員 取得
エネルギー政策を学んだ後、ヨーロッパの国際機関に勤務
2000年代にノルディックウォーキングに出会い、イギリスにて指導者資格を取得したのち、国際的な組織にてノルディックウォーキングを組織的に学び、ヨーロッパ40ヶ国以上でノルディックウォーキングを実施。
Nordic fitness park ,Medical Nordic walkingの基礎的考え方から導入について学び日本に帰国・紹介。日本ノルディックウォーキング振興会を設立。国内外で普及活動を実践。
2010年、アジア初となるNordic fitness parkを当時の宮崎シーガイヤへ導入。大阪をはじめ各地での導入に際し助言を行った。
自身の健康上の理由から、順天堂大学スポーツ健康科学部大学院で研究を行い、各種学会にて発表を行うかたわら、自治体へのノルディックウォーキング導入を積極的に実施。ソーシャルキャピタルの譲成に着目した研究(埼玉県志木市、静岡県三島市)はその代表例。
総合型スポーツクラブについて研究した経験より、新たな種目としての「ノルディックウォーキング導入にかかる研究」をクラブ単位で実施。
日本、ヨーロッパに拠点を持つ強みで収集した情報を、振興会を通じ、共同研究者と供に発信に努めている。
前澤 康代(まえざわ・やすよ)
普及部検定員
静岡県レクリエーション協会 常任理事、静岡県ノルディックウォーキング協会 理事、健康運動実践指導者、スポーツプログラマー、公認クラブマネージャー、全日本ノルディックウォーク連盟公認指導員、日本ノルディックウォーキング協会ベーシックインストラクター、ソーシャルフィットネスコーチ
2008年頃福祉用具プランナーの仕事をしているとき、歩行補助具からノルディックウォーキングに出会いました。理屈を理解したいと講習会などに参加していくうちに教える立場になっていきました。年齢や体力の違う色々な方に、ノルディックウォーキングの楽しさをお伝えできるように心がけています。